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正しい情報

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西日本大豪雨は予想以上に被害が広がり、死者は200人を超えた。今回の豪雨は数年前から耳にする「綿状降水帯」と呼ばれる巨大雨雲が次々と発生して大量の雨を降らせたために、長期間に渡って西日本は雨に曝された格好となった。
今ごろの季節は台風が発生しては列島を北上し、日本の北にある寒気を吹き飛ばしてくれて夏を迎えるのだが、今年は大陸からチベット高気圧が張り出しているために、日本列島は南にある小笠原高気圧とダブルで覆われている格好となり、夏というより熱波の方が正しいかもしれない。
台風は雨風を撒き散らしながら去っていくが、綿状降水帯はその場で発生し続けるためたちが悪い。被災地をみると川の氾濫や土砂崩れによる水による被害が殆どで、そこへ土砂が混じるために簡単には掻き出せないだろう。
毎日の報道で見ているが、広島、岡山、愛媛の被害が凄まじく連日の復旧活動の進捗は思わしくないようだ。しかしよく見てみると、マスコミの報道はこれ等の県が被害に合っているかのような表現のため、我々は広島、岡山、愛媛は駄目なのかと勘違いしてしまう。実際にはこれ等のほんの一部分が悲惨な目に合っているのであって、その県全てが被災はしていないことを報じるべきである。
まもなく夏休みがやってきて帰省ラッシュが始まるが、これ等3県の被災地以外にはこれまで通り人で溢れかえってもらいたい。そうすることでわずかながらでも復興に繋がるからである。
by water-ringo | 2018-07-21 09:00 | 日々雑感
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